人気ブログランキング |

ヤンデック



ヤンデック、またはジャンデック

アウトサイダー・ミュージシャンのなかで、この人物ほど謎に包まれ、
薄気味の悪い存在はないです。

ちょうど睡眠薬を飲んでも眠れないので、彼のことを紹介しましょう。

長い年月を、ヒューストンの街のどこかの家の一室に引きこもり、
自宅で一人で孤独に録音した作品を自主制作レコードとして何十枚もリリースし続けている謎の男
(が、近年ようやく人前に出てライブ活動を行ったそうです)。

その音楽は、というかそれが音楽といえるならばだけど、
主にギターの音が鳴るのですが、
それがまるでゾンビの手がギターの弦に触れてしまった音のようと言われたりしていて、
歌声は、囁きや呟きや、ホラーな呻きや叫びで、ほとんど悪夢のように延々と続くのです。

もし興味をそそられて怖いもの聴きたさで彼のCDを手に入れても、
一人暮らしの人は夜に一人で聴かないでください。
真面目にやばいです。

実は何を隠そう僕は彼のCDを10枚くらいもっているのですが、
まるで心霊写真を所蔵しているような気持ち悪さをずっと感じています。

彼はずっと決して公に姿を見せたこともなく、
インタヴューも断り、唯一レコードのジャケットに
ひっそり私書箱のアドレスだけが記されているのでした。
それを手がかりに彼と接触を試みた人がいて、
ある人物と話が出来たのですが、
彼はおそらくジャケットの写真に写っている人物だと思われたのですが、
ヤンデックであることは否定し、
とりとめのない話にばかり終始し、
そしてヤンデックと関係をもとうとするようなことは一切してはだめだと、
言われて別れたそうです。

で、そのレコードのジャケットの写真がまた気味が悪いのです。
「jandek」で検索して探してぜひ見てみてください。

でも、僕はヤンデックの音楽が聴けてしまうのでした。
本当に不気味な音楽です。メロディらしきものがあるといえばありますし、
墓場で録音されたようなエコーがかかっていてホラーな響きの演奏なのですが、
そのギターやドラムの音は、
楽器としてまともに演奏できてるのかどうかも怪しいのですが、
他では聴いたこともないような凄く即物的な原初的な鳴り方をしていて、
どうにも耳が離せなくなるのです。

じゃあ聴いてもらいましょう ↓




マサト
 

by tokineko0715 | 2011-04-30 22:37 | マサトの記事